みんなが知りたい人間ドックの基礎知識から検査の種類まで徹底解説!

人間ドック前日にアルコールはダメ?対処法と4つの気を付けること

▼目次

1.人間ドック前日のお酒について

 1-1人間ドック前日にアルコール摂取控えるべき理由

 1-2前日の飲酒で影響がでる検査

2.お酒を飲んでしまった場合の対処法

3.アルコールだけではない!人間ドック前日に4つの気を付けること

人間ドックを明日に控えていながら忘れてついうっかりお酒を飲んでしまった、という経験をした人もおられるのではないでしょうか。特に毎晩晩酌している人は、習慣でうっかり飲んでしまうのも理解できます。

今回の記事では、人間ドックの前日にお酒を飲んでしまった場合の血液検査や尿検査への影響や、飲んでしまった場合の対処法などを説明します。

せっかく高い検査料金を支払うのですから、正しい結果を得るためにも、アルコールによる診断結果への影響を知っておきましょう。

1.人間ドック前日のお酒について

「人間ドックの前日は飲酒をしてはいけない」

というのが一般的です。「少しくらいなら」「きっと大丈夫」と、お酒を飲んでいても、体の中の数字は正直です。正しい結果を知るためにも前日ぐらいは禁酒を心がけましょう。この章では、お酒を控えるべき理由と、飲酒により影響が出る検査項目について説明します。

人間ドック前日にアルコール摂取を控えるべき理由

アルコールを摂取すると、血液中のアルコール濃度が上昇します。その上がったアルコール濃度は、数時間から長ければ半日ほどの時間をかけて元に戻ります。そういったことから、アルコールは前日から控えないと平常外の数値が出てしまうことがあるのです。

アルコールを控える時間の目安としては、人間ドック開始の時間から遡って10時間以上と意識するといいでしょう。また、人間ドックを受ける際の注意書きには通常、前日の○○時までは可と記載してあると思いますので、それに従うのがベストです。

しかし、毎日飲酒をする習慣のある方はアルコール性脂肪肝の状態になっている可能性がありますので、一般の方と比較し数値が下がりにくくなっています。もし人間ドックを受ける目的が、「日頃お酒を飲んでいるので、肝臓をしっかりチェックしたい」というのであれば、制限時間以上にアルコールの摂取を控えた方が良いと言えます。

そしてもちろん当日の飲酒は、少量であっても絶対に避けて下さい。

前日の飲酒で影響がでる検査

もし仮に人間ドックの前日にアルコールを摂取してしまった場合、影響が現れる検査は、「血液検査」と「尿検査」です。

この検査に影響を与える可能性が高い検査項目は、中性脂肪、肝機能、尿酸、血糖であり、これがアルコール摂取によりブレます。

アルコールを摂った状態で検査をしてしまうと、もし数値上昇が検出された場合に、肝臓の障害?アルコールの影響?それとも・・・???と原因が判断できなくなり、病気を見逃してしまう恐れがでてきてしまうというわけです。結果によっては異常ありの判定が出て要再診という結果が来るかもしれません。

2.お酒を飲んでしまった場合の対処法

人間ドックの前日に飲酒をしてしまった場合は、正直に申し出るのが良いでしょう。

前章でも記載しましたが、前日の飲酒は血液検査と尿検査に影響を及ぼします。ただ、逆の見方をするとそれ以外の結果には大きく影響を与えないとも言えます。ですので、血液検査と尿検査以外の結果は信用しつつ、血液検査と尿検査は日を改めて再検査を受け、正しい検査結果をもらうようにするよう配慮してくれる人間ドックもありますので、適当にごまかさずキチンと相談してください。

ちなみに、水を大量に飲むと血中のアルコール濃度を下げられると言われていますが、これは気休め程度と思っておいた方が良いです。

3.アルコールだけではない!人間ドック前日に4つの気を付けること

人間ドック前日のお酒以外の飲み物 に注意!

清涼飲料水、コーヒー、紅茶は前日に過剰に摂取したり、当日朝に飲むことは控えましょう。

清涼飲料水は血糖値などの検査値に影響が出ることがあり、コーヒー、紅茶は腹部超音波エコー検査で画像が見えにくくなることがあるためです。できる限り避けましょう。

人間ドック前日の食事 に注意!

一般的に検査前日21時までに夕食をすませ、その後、検査までは絶食というパターンが多いかと思います。人間ドックでよい結果を出そうと検査直前になって普段と比べて極端に食事の量を減らしたり、逆に空腹にならないよう食べ溜めをしたりする人もいますが、こうした場合には、日常の健康状況を正しく把握することはできません。指定された時間までに普段どおりの食事を行いましょう。消化のよいものを食べるのがおすすめです。

人間ドック前日の喫煙 に注意!

喫煙は、血管を収縮させ血圧検査において悪い数値を出す可能性が高いので、できれば前日は禁煙することがおすすめです。

時間指定で何時までならばOKという場合もありますが、だからと言ってその時間までに「吸いだめ」をするようなことは慎んだほうがいいでしょう。

その他、人間ドック前日に注意すること!

夜更かし・過度な運動は避けるようにします。

寝不足や疲労の状態にあると、尿検査や血液検査で異常ありと診断されてしまう場合もありますので、人間ドックの前日は十分な睡眠を心掛けて下さい。軽い運動をしたい場合は、指定時間以降にお腹が空いてしまったり、喉が渇いたりするとつらいので、 運動時間との兼ね合いを考えましょう。

まとめ

以上、人間ドック前日の制限を、アルコール摂取を中心に見てきました。その他の制限も含めてまとめると、

検査が出来なかったり、検査結果に影響したりして、再検査の二度手間になることを思えば、たった1日のことですので、事前に飲酒や食事に関するルールを守り、正しく受診できるようにしましょう。

番外編-1~バリウム検査をした人は人間ドック後も飲酒は控えましょう~

人間ドックが終わった開放感から「今晩はお酒が飲める!」と思われる方も多いと思いますが、胃バリウム検査をされた方は、人間ドック後でも飲酒は控えましょう。

バリウムは摂取した後、排出されるまでには時間がかかってくるのですが、この間に飲酒を行ってしまうと、バリウムが腸内で固まってしまい、排出することが困難になってしまいます。万が一そのような状態になったら、腸に大きな負担をかけることになりますので、バリウムが完全に外に排出されるまで飲酒は控えるようにしましょう。

番外編-2~異常が発見されるトップは肝機能~

人間ドックを受診して、異常が発見されるトップが肝機能です。統計では、受信者の25.2%の人が何らかの肝機能の異常を宣告されているようです。

肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が出にくいのが特徴です。そういったことから、自分の肝臓が病気にかかっている事を知らない人は多いと思います。「最近疲れやすくなった」と感じ始めたら、肝臓にダメージを受けている可能性があります。

お酒を飲んでも、肝臓が解毒しますが、過度にお酒を飲み過ぎていると、肝臓の解毒分解作用が追いつかなくなり、処理しきれなくなってしまいます。その結果、脂肪肝やアルコール性肝障害などの病気に発展していくことがあります。

肝臓をいたわるには、もちろんアルコールの摂取を控えることです。週に1度や2度の休肝日を設け、適量でバランスの良い食事を摂り、睡眠と軽い運動をこまめに心がけましょう。

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